友達とか敵とか、或いは愛だとか憎しみだとか

友達
 友達と喧嘩してしまった。ほんの些細なことで。大半は僕が悪い。でもお互い時間を置いたら、お互いに本当にしょうもなかったね。「ごめんなさい」と笑い合えた。幸せだなって思った。友達っていうのは損得を抜きにして下らないことで、泣いたり笑ったり喧嘩できる人のことだと思う。彼とは5年くらいの付き合いで一緒に色んなことをした。そういう人間に出会えて本当に良かったと思う。
 魂の友と思える人にも出会えた。彼とは年も育ちも僕と離れているけど、''何か''によって結ばれていると信じてる。住む場所が離れているから会う機会は少ないけど僕は彼と話すと、とても素敵な気分になる。僕の背中を押してくれる。今取り組んでいるものが完成したら、真っ先に彼に聞いて欲しいと思っている。


 僕には明確な敵がいる。仮想敵もいる。この社会の仕組みを形つくるものだとか言ってしまえば、僕を取り巻く/取り巻いてきた全て。好敵手もいる。喧嘩した彼のことだ。彼も音楽に本気を出すと言っていた。彼は凄い。負けたくない。それらの敵が僕を強くさせる。敵も必要だと思う。


 僕は何度も言ってきたけど物語を愛してる。物語上の存在、長山香奈の思想に共感を得て、物語上で不憫な扱いを受けた彼女の仇を打つために音楽を作ってる。それとは別に素敵な妻がいる。彼女は無条件で僕を愛してくれる。性欲も金銭も関係なく。僕はEDで精神障碍者で高卒なのだ。彼女ならもっと素敵な人と結ばれたはずなのに、僕を選んでくれた。だから僕も無条件で彼女を愛してる。そんな僕だけが作れる曲があるって信じてる。

憎しみ
 僕は本当に許せない人間が存在する。それがまた僕を突き動かす。復讐だ。よく物語で扱われる題材だけれども大半は否定されることだ。でも僕はやり遂げる。それが僕をまた突き動かす。

 この真反対な感情を抱えて作る僕の音楽はどんなものになるかはまだ分からない。でも決して美しいものだけ描きたくないからこれでいいと思う。前回の記事で書いたことと矛盾してるとは思わない。8曲分のアレンジがほぼ完成した。あとは残りの曲の制作とボーカルとベースの練習に励む日々だ。ただ最後の曲の最後の一行が空白だ。その一行がこの4つの命題の答えになると思っている。僕自身、どんな答えを出すか楽しみだ。