今の職場に就職して10ヵ月。謎の昇進をして残業こそ減らないものの、大方の生活サイクルが確立出来る位には仕事にプライベートが侵されることはだいぶ少なくなった。朝6時に起きて、8時に出勤、18時~22時には退勤。帰宅したら嫁と夕食をとって雑談をして、残りの時間は絵と歌の練習、DTMと読書をしてごくたまに友人と通話して4時に寝る。多分今の自分は幸せなんだと思う。昔に比べれば色んなことが改善されて、今のところお金には困っていない。
 
 だけれども、最近自分が何かをするたびに自分の無力無知や過去の過ちを痛感して焦燥感に駆られる。これも多分いいことなんだと思う。自分を過信しないことに繋がっているし、この気持ちが僕のプライベートの行動を決定づける。
 例えば今練習している絵なんかは、酷過ぎてTwitterで客観的に見て恥を晒しているだけだと思う。でもまたペンを握る。上手くなりたいから。
 今作っているアルバム(作詞作曲編曲は一通り完成している)はここ半年の使える限りの時間全てを使って作った。でも自分の才能とはこんなものかと思う。だから次の作品の為にまた楽器とDAWに向き合う。いい曲を書きたいから。
 本を読むたび一冊につき十冊は読みたい本が増える。なんて自分は無知なんだろうと思う、色んな物語を読みたいと思う。だから今日もページをめくる。

 ふとした時に、この終わりのない旅に迷い込んだ僕は「無」になる。「虚無」ではなく「無」だ。これは多分人間が持つ感情で一番危険な感情だ。だから今日も僕は大量の抗うつ剤を飲んで、愛/憎(これは僕にとって永遠の問題だ)について考えながら上記のことをする。